山田和司

第68回 全日本総合選手権大会

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12月7日の見どころ

男子シングルス

過去6度決勝戦を戦った経験のある佐々木翔(トナミ運輸)が、初の決勝進出となった桃田賢斗(NTT東日本)を迎え撃つ。佐々木にとって優勝は2007年の1度だけであり、それだけに決勝戦、優勝にかける思いは人一倍強い。長年の鍛錬によって得た、パワーとラリー力を兼ね備えたプレーで、再び日本一を目指す戦いとなる。一方の桃田は、世界の波にもまれたことで飛躍的な成長を見せてきた。「今大会は勝たなければならない大会」と強い意識で臨んできた集大成を決勝で見せることとなる。共に世界と戦うサウスポー同士の戦い、激しいラリー展開は必至だ。




女子シングルス

順当に第1、第2シードの顔合わせとなった女子シングルス。連覇を狙う三谷美菜津(NTT東日本)、初優勝を目指す山口茜(勝山高校)は共に準決勝まで全てストレート勝ちを収めてきた。パワー、スピード、ラリーの精度、スタミナの総合力に長けた両者の対戦だけに、試合の中で多くの駆け引きがなされることだろう。1本1本のラリーから目が離せない。




男子ダブルス

明日の決勝は、早川賢一/遠藤大由(日本ユニシス)と平田典靖/橋本博且(トナミ運輸)が激突する。初戦から1ゲームも落とさず圧倒的な力で勝ち上がってきた早川/遠藤の3連覇に死角はないだろう。一方の平田/橋本。2011年以来の優勝に向け、懸ける想いは並々ならぬものがあるはずだ。前衛で平田が早いタッチ相手の体勢を崩し、橋本が後衛から豪快なスマッシュを叩き込むシーンは迫力満点だ。世界を転戦し、結果も着実に残している早川/遠藤に、平田/橋本はいかに挑むか?間違いなく展開されるだろう高速ラリーには是非注目してほしい。




女子ダブルス

準決勝の時点で全ペアが初の入賞となった波乱の女子ダブルス。もちろん共に初の決勝戦となる栗原文音/篠谷菜留(日本ユニシス)と福万尚子/與猶くるみ(ルネサス)の対戦のため、新チャンピオンが誕生する。お互いよく似た攻撃型ダブルスのペアであり、強気のせめぎ合いが予想される。強打の応酬となることは間違いなしで、いかに攻めきるか、どれだけ我慢ができるか、熱い展開に期待だ。




混合ダブルス

早川賢一/松友美佐紀(日本ユニシス) 対 嘉村健士(トナミ運輸)/米元小春(北都銀行)と、去年の決勝戦と同じカードとなった。ミックスダブルス特有の細かい球回しと高速ラリーは見逃せない。特に嘉村のジャンピングスマッシュは見る者を圧倒する。また、女子ダブルスで決勝進出を逃した松友には、優勝への格別な思いがあるはずだ。連覇か、奪還か? 是非期待して観戦してほしい。