第70回 全日本総合選手権大会

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11月29日(火)予選

男子シングルス

三橋健也(日本大学)21-9/16-21/21-16和田 周(JTEKT)

 三橋がファイナルゲームの接戦をものにして本選進出を果たした。
1ゲーム目を簡単に取るが、「総合には独特の雰囲気がある。」と三橋が振り返ったように、2ゲーム目は奪われてしまう。ファイナルゲームは開き直って自分らしさを出していった三橋が21-16で奪う。目標は、「優勝」の二文字。大学生らしい元気のよいプレーに注目してもらいたい。




常山明良(三菱自動車京都)22-20/21-9 大平洸輝(埼玉栄高校)

 常山は第1ゲーム立ち上がり一気に連続7ポイントを奪われる苦しい展開となったが、終盤逆転して本選に進んだ。
常山は「立ち上がりが悪いのはいつものことなので焦りはなかった。とにかく粘ることだけを考えてプレーした。相手の後ろからの球が弱かったので、後ろに球を集めて疲れさせたことが勝因となった。本戦では力が上の人ばかりなので、持ち味の粘りを発揮して戦っていきたい。」と抱負を語った。






女子シングルス
荒木萌恵(七十七銀行)21-12/16-21/22-20永野陽子(JR北海道)

 全日本総合3回目の出場となる荒木が素早い動きを持ち味とする永野をファイナルで下して本選進出を果たした。
第1ゲームは荒木がパワーとスピードで上回り、簡単に奪うが、第2ゲームは永野の得意とするラリーで奪われてしまう。ファイナルゲームも永野が有利に試合を進むも我慢のラリーを続けた荒木が抜け出し、辛勝した。
試合後、「今まではチャレンジという気持ちが強かった。チャレンジという気持ちよりももっと高いレベルでの戦いをしたい。」と本大会にかける意気込みを語った。





水井ひらり(ふたば未来学園高校)21-7/21-7 澤田望空(勝山高校)

 高校生3人が入ったグループで本選出場を決めたのは、2 年連続予選敗退を喫していた高校1年生水井ひらり。
 3度目の挑戦となった水井は「緊張することなく相手に向かっていく気持ちで戦った。高校生になってフットワークが安定してきたしレシーブも良くなってきた。特に気持ちも焦らず大切にプレーできるようになった。」と成長した自分本来のプレーを発揮した。さすがに本選に進んだことについては「良かったし安心した。」と胸をなで下ろした。また目標について聞かれると「ベスト8を目指して頑張りたい。自分は守りのタイプなのでしっかり準備して臨みたい。」と力強くコメントした。




男子ダブルス

下農 走/常山幹太(トナミ運輸)21-8/21-15樋口 輝/百上拓海(埼玉栄中学校)

 全国中学校選手権を優勝した樋口/百上が下農/常山に挑むも、スピードとパワー、テクニックともに圧倒された。
試合後、百上は「相手はインターハイでも全日本実業団でも優勝していて、何も決まらなかったがいい経験になった。」と全日本総合初出場にもかからず、のびのびとしたプレーだった。一方の樋口は「打ったあと早く構えて相手の球についていけるようにしたい。」と今後に向けて語った。

岡村和輝/塚本光希(JR北海道)21-18/12-21/21-17田中湧士/森田新太郎(八代東高校)

 社会人ペアに全日本ジュニア3位の田中/森田が挑んだ。「自分たちのプレーを思いっきりやる」と意気込んだ高校生ペアが2ゲームを奪う奮闘を見せるも、最後は力及ばず。
 試合後、田中はもっとスピードを上げて単発でなく前に攻め込んで決めるプレーがしたい。」と話せば、森田は「アタックだけでなくレシーブからの攻めができるプレーヤーになりたい。」と抱負を語った。当面の目標は「インハイ優勝」という若いペアに期待したい。






女子ダブルス

我妻美沙紀/中西貴映(早稲田大学)18-21/21-13/21-13今野あゆみ/重田美空(ACT SAIKYO)

 我妻の大学卒業でペアを解散するため、「中西との最後の公式戦になるので、楽しくやろうと思った。体も思うように動いた。勝てて良かった。」と我妻が試合終了後、笑顔で語った。試合はファイナルゲームにもつれる接戦だったが、中西が「1ゲーム目を取られたが、二人でたくさん話し合って戦略を変えて対応できた。」というように徐々に盛り返した。
目標である初の本選出場を果たしが、明日の一回戦を突破したいと意気込みを語った。



松山奈未(九州国際大学付属高校)/志田千陽(再春館製薬所)21-11/21-14安藤理奈/鈴木麻友(JR北海道)

 高校時代に1年間ペアを組み'15世界ジュニア3位の成績を収めてきた2人が2年連続の本選出場を決めた。
1学年先輩の志田は「緊張したが予選をしっかり勝ち上がったので、本選は思いっきり戦いたい。」松山選手が'16世界ジュニアで優勝したことについては「ペアを組むことが決まっていたので頑張らないといけないと改めて思った。」と話せば松山は「本選はチャレンジャーの気持ちで臨み、目の前の試合をしっかり戦っていきたい。」と一回戦突破に闘志を燃やしていた。






混合ダブルス

鈴木大裕(東北マークス)/桜井みどり(広島ガス)21-18/19-21/21-9塚本光希/安藤理奈(JR北海道)

 本大会で引退する桜井と鈴木のペアが塚本/安藤を下して本選出場を果たした。1ゲーム目、2ゲーム目ともに点数を取り合い、終盤集中力を高めたペアが奪い、ファイナルゲームに。ファイナルゲームは鈴木/桜井がスピードで上回り、5連続、7連続ポイントを奪い、21-9で簡単に奪った。「少し緊張したが、自分らしい前でのプレーができて、勝ててよかった。」と桜井が笑顔で語った。
「桜井さんが今回で最後なので、頑張ります。」と鈴木が話せば、桜井は「一つずつ自分らしく二人で楽しみながらプレーしたい。」と話した。

小林優吾(トナミ運輸)/志田千陽(再春館製薬所)21-13/16-21/21-14星野翔平/新玉美郷(NTT東日本)

  男子・女子ダブルスのそれぞれでトップクラスの選手が対戦した見ごたえのある試合となった。志田が前で作り、小林の左からの強打を武器に攻めたてる。星野/新玉はスマッシュを中心とした強打で第2ゲームを奪い返すも、勢いで上回った小林/志田がファイナルゲームを制して本選出場を決めた。
「小林さんが強いプレーヤーなので、思い切り自分のプレーができた。」と志田が試合を振り返った。一方の小林は「明日は今日以上のプレーヤーなので、思いっきり頑張りたい。」と本選に向けて語った。