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第70回 全日本総合選手権大会

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12月2日(金)準々決勝

男子シングルス

上田拓馬(日本ユニシス) 21-17/9-21/21-11 常山幹太(トナミ運輸)

 男子シングルスの主役の座を虎視眈々と狙う上田と常山の対戦となった準々決勝、スマッシュの応酬、鋭いドライブの切り返しの連続で見ごたえのある試合が行われた。
第1ゲーム、共にスピードタイプのプレーヤーらしく、速いラリー、ドライブリターンで目まぐるしく攻守が入れ替わる中でスマッシュを沈めて点を取り合っていく。試合が動いたのは11-11の場面、それまでのスマッシュ中心だったラリーとうって変わり上田がクリアを多用した大きなラリーで相手を大きく動かし、長いラリーを制すると、その後も冷静な配球で徐々に差を広げていく。終盤、常山は怒涛のスマッシュ連打で追いすがるも届かず、上田が21-17で先取した。
第2ゲームはまさかのワンサイドゲームであった。前のゲームに引き続きスピードを活かして積極的にアタックを仕掛ける常山に対し、上田はシャトルコントロールに苦しむなど立て続けにミスをしてしまう。常山があらゆるショットで上回り、21-9と取り返した。
迎えたファイナルゲーム、序盤からスピードを上げたのは上田だった。前ゲームの猛攻の影響もあってか肩で息をする常山とは対照的に、無駄のない動きでスマートにタッチを速め、ラリーを制していく上田。11-3を折り返すと、後半は「スマッシュ王子」の異名のとおり、上田のスマッシュが次々に決まっていく。終盤、持てる力を振り絞って攻めの姿勢を見せた常山が連続得点をあげるも、ゲームを優位に進めた上田がリターンショットで21点目を奪い、21-11として準決勝行を決めた。
 2年ぶりに準決勝に駒を進めた上田は「2ゲーム目は集中力を欠いて点数を離されてしまったが、ファイナルゲームは自然にいつも通りの気持ちでラリーに持ち込めた。勝っても負けてもおかしくない試合だと思っていたが、引かずに向かっていったことで勝てた。」と試合を振り返り、明日の試合に向けては「自分から仕掛けるときにはしっかり仕掛けたいし、我慢粘って、強く作ったチャンスは正確に決めていきたい。」と確固たる意志を口にした。

坂井一将(日本ユニシス) 21-9/21-16 丸尾亮太郎(日立情報通信エンジニアリング)

 第1ゲームは坂井の攻撃がさえる。坂井は「相手のコースが甘くスマッシュを積極的に打って行けたことが出来攻めきれた。」余裕の展開に持ち込み21-9で坂井が奪う。
 第2ゲームは一転して修正してきた丸尾のショットが厳しいコースに打たれて、長いラリー戦となる。しかし坂井は「クリア、カットで相手を崩してスマッシュ攻撃に持っていくことを目標にしていたので満足だ。」とストレートでベスト4進出を決めた。
 明日はチームメイトの小野寺裕介(日本ユニシス)との対戦になったが「プレーもわかっているので考えをまとめて明日に向かいたい。」とコメントした。




女子シングルス
山口 茜(再春館製薬所) 10-21/22-20/21-9 川上紗恵奈(北都銀行)

 同世代対決となったこの試合は、気迫で勝る川上が前半からギアを上げて山口の攻めを封じる。フットワークの速さや上からのタッチ早さに加え強いドライブで相手を押し込むなど安定したプレーの川上は、中でもクロススマッシュに威力があり、ことごとくチャンスをものにしていく。一方山口はロブを上げればバックアウト、クリアやクロスカットを打ってもサイドアウトとするなど精彩を欠きミスを連発してしまう。川上は12-9とリードすると山口のミスに乗じて連続7ポイントを奪い19-9と大きくリードを広げる。コース狙いすました正確なショットの川上が21-10で奪う。
 後がなくなった山口は第2ゲームに入るとスピードを上げて川上に対抗する。スマッシュ&ネットや巧みなラケットワークで優位にゲームを進めていく。しかし川上は"動いて勝つ"を課題に練習に取り組んでおりこのゲームも山口に互角の勝負を挑んでいく。体幹の強さを活かしたプレーが持ち味の山口が川上のショットにバランス崩す場面もあり、勝負の行方は終盤までもつれる。山口が19-17とリードしたが川上がヘアピンの応酬を押し込み1点差とすると山口の川上のフォア奥への連続ロブが4本目にバックアウトとなり19-19の同点となる。さらに川上は畳みかけるようにスマッシュを強打すると山口は倒れ込みながら必死にレシーブするが返球できず20-19と川上がマッチポイントを握る。このリズムでプレーしたい川上だが、レシーブした際に右足を擦りむいた山口の治療の為ゲームが一時中断する。この時間味方につけたのは山口。スマッシュを決めて同点とすると最後は川上がネットショットをミスして山口が22-20で辛うじて奪い返す。
 ファイナルゲームに入ると川上にミスが続いてしまう。「世界で戦っている選手に何も考えず動いて取ることをベースに挑んだが、戦い方を変えないといけなかった。」と川上は一方的に押されてしまい結局山口が21-9で勝利して準決勝に進んだ。  山口は「なかなか自分のリズムに持っていくことが出来ずに焦りがあった。同級生で自分の方がランキング上位だからという気負いもあった。しかし負けたくない意地もあり自分も向かっていこうとした。ファイナルゲームでやっと自分の力が出せた。」と苦しんで掴んだ白星を振り返った。
一方川上は小学校2年生の時にABC大会のリーグ戦で初対戦して以来これまで0勝9敗と山口に勝てないが、チームに新たに加わったオリンピック代表の佐々木翔コーチの下で今後どのように成長していくのか非常に楽しみである。






男子ダブルス

保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸) 21-14/21-13 松居圭一郎/玉手勝輝(日本体育大学)

 昨年のファイナリストである保木/小林が登場、1回戦、2回戦と連続で社会人を破ってきた大学生・松居/玉手の挑戦を受けた。
第1ゲーム、強力なショットの応酬で幕を開け、お互い強打をけん制した低いラリー展開の序盤は五分五分の展開で10-10であった。ここから力を見せたのは保木/小林。保木が積極的に前に入りシャトルを止めて攻撃の形を作れば、後衛で小林の左腕が唸る。小林の強力なスマッシュが次々と決まり、後半一気に抜け出して21-14と保木/小林が順調なゲーム運びで制した。
第2ゲームに入っても保木/小林の強打が炸裂する。松居/玉手はポジションを下げることこそなかったが、守りきれない苦しい展開が続く。保木/小林の高校の先輩でもある松居が意地を見せ、中盤、フォアサイドからのストレートショットを軸にスマッシュを沈めて12-11と一時リードを奪う。ここで決め手になったのはハイレベルな環境で戦ってきた経験か、「ドライブ合戦でも引かずに緩急をつけることを意識した。」「チャンスのときに我慢してしっかり決められた。」という保木/小林があらためて攻撃ラリーを組み立てなおし、高低・左右と自在に強打を打ち分け押し込んで後半を圧倒的に支配し、21-13と快勝でベスト4入りを決めた。
 明日の準決勝に向けて保木/小林は「対戦相手となる遠藤/渡辺組はレシーブのしっかりしたペアなので、そこを打ち切るイメージで戦いたい。今大会ここまで3試合を大学生としかやっていないので、球質の違いに注意して、我慢して自分たちの形をどんどん作っていこうと思う。」と語った。準決勝も勝つイメージを持ってコートに立つ。

遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス) 21-18/21-13 渡邊達哉/権藤公平(トナミ運輸)

 第1ゲームは「緊張してしまった。(渡辺)」「全体的に硬さがあったしレシーブが上手くいかなかった」という遠藤/渡辺がゲームメイクに苦んだが、徐々に本来の動きを取り戻し、14-14の場面から抜け出して21-18と先取する。
第2ゲームは死角がなかった。安定したレシーブから組み立て、巧みなラケットワークを発揮した攻撃で渡邊/権藤を打ち破る。結局21-13で圧倒し、順当に駒を進めた。










女子ダブルス

福島由紀/廣田彩花(再春館製薬) 21-18/21-15 永原和可奈/松本麻佑(北都銀行)

 全日本社会人優勝の福島/廣田に長身ペアの永原/松本が顔を合わせた。
 第1ゲーム前半から声が出て自分たちの攻撃を仕掛ける永原/松本に対してきっちりとしたレシーブで対応する福島/廣田。ゲームは一進一退の攻防が中盤まで続き11-9と福島/廣田がリードしてインターバルを迎える。福島/廣田は相手の波状攻撃を凌いで配球の上手さで次第にリードを広げる。廣田は「長身なのでショットの高さを考えてプレーした。低い球を使って相手の体勢を崩す意識もした。強打を怖がって引いたら負けると思っていたので前に前にと意識した。」と話すように、福島が永原の放つクロスロブのコース読み切りプッシュを決めれば最後は廣田のスマッシュをレシーブした永原のロブがバックアウトとなり21-18で福島/廣田が奪う。
 第2ゲームに入っても安定した守りに攻撃でも引けを取らない福島/廣田が優位にゲームを進めていく。福島は「自分たちの持ち味は攻めの形とローテーションの早さ。」の言葉通り、連続ポイントを奪う福島/廣田に対して永原/松本は重いスマッシュを放つがレシーブを崩すことが出来ず単発の得点しか奪うことが出来ない。松本は「相手が簡単に上げないようにしてきたが、もう一本我慢しておけばチャンスがあったと思う。焦ってしまいミスが出てしまった。」と悔やんだが、点差は縮まらず結局21-15のストレートで福島/廣田がベスト4に進んだ。
 福島が「ベスト4は最低ラインだと思っていた。相手の癖などを意識してやった所が勝てた要因だと思う。」と話せば廣田は「昨年はベスト8で負けてしまって悔しい思いをしたのでここで勝てて良かった。」と素直に勝利を喜んだ。
 準決勝の相手は髙橋/松友(日本ユニシス)となったが、全日本実業団ではファイナルの末逆転負けしている相手だけに、福島は「チャレンジャーの気持ちを忘れないで自分たちのプレーを楽しむつもりでコートに入るが、勝ちにいく気持ちは忘れない。」と闘志を燃やしていた。

福万尚子/與猶くるみ(再春館製薬所) 21-18/21-17 川島里羅/尾崎沙織(NTT東日本)

2度目のタイトルを目指して戦う福万/與猶が、川島/尾崎の挑戦を退けた。
競った時間の長かった試合だったが、「特に終盤まで競った第1ゲーム、相手から1点多く取ればいいと思ってプレーした。」と福万の言う通り、決して焦りはなく、攻守に粘りを見せる福万/與猶の本来の形を貫いた。また、「以前は気持だけでプレーしていたが、今は引き出しも増えて、世界で勝つためのプレーができている。4年後に向けて、世界で勝つことが応援してくれる方々への感謝になると思ってプレーしています。」と福万が語れば、與猶も「目標に向けて一試合ずつやりたいプレーをして上達をしていくのみです。福万さんについていって、打てる球をしっかり打って決め続けたい。」と。二人の求める未来・結果はまだまだ先にあるようだ。






混合ダブルス

嘉村健士(トナミ運輸)/米元小春(北都銀行) 21-16/21-19 渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)

 次代の混合ダブルスを先導していくことを宿命づけられ、国内外で著しい活躍をする渡辺/東野が一昨年の王者である嘉村/米元との大一番に臨んだ。
第1ゲーム、渡辺/東野が渡辺の緩急自在で多彩なショットと、東野の積極的なアタックで大いに魅せれば、嘉村/米元も多くの試合で培ってきたコンビネーションを活かして勝負どころではテンポよく攻撃に繋げて、相手のミスを誘ってゲームを作っていく。互いに決めては決められ、14-14と接戦模様を見せたが、経験豊富な年長ペアが一枚上手だった。ゲームの中の大事な目を逃さない。堅実に我慢の返球を続ける米元に応えるかのように、嘉村のアタックが冴え、抜け出して21-16とゲームを先取した。
第2ゲームも前ゲーム同様に一進一退で進んでいく。スピード感あふれるアタックを中心にゲームを展開していく渡辺/東野に対して、しっかり腰を据えて返球し応戦する嘉村/米元という構図であった。ゲームが動いたのは14-14の場面、東野がスマッシュの連打から自分でネット前に出てプッシュを決めて勢いに乗ると、渡辺/東野は攻守に冴えわたり19-15と優位に立つ。しかしここで抜群の集中力を見せたのは嘉村、劣勢の空気を感じさせず、甲高い雄叫びとと共にスマッシュを沈め、一瞬にしてゲームを掌握。鋭いドライブ中心の返球で相手を翻弄し、怒涛の連続得点で相手に反撃の余地を与えない。結局ここから失点なく点を取り続けた嘉村/米元が21-19として、その実力を見せつけた試合であった。
貫録の勝利となった嘉村/米元は「相手は強いけどミスもあったので勝つことができた。」と語った。特に嘉村は「海外でも通用して戦えている相手だったけれど、緊張、プレッシャー、代々木独特の風もあって苦しんだのだと思う。自分たちはノープレッシャーで思い切りやれた分、しっかり勝つことができた」と語ってくれた。
敗れた渡辺/東野は試合後「今回。は優勝を目標として臨んだ大会だったので本当に悔しい。」と涙をにじませた。

権藤公平(トナミ運輸)/廣田彩花(再春館製薬所) 22-10 21-17 数野健太/栗原文音(日本ユニシス)

 今大会のダークホースなるか、権藤/廣田がオリンピアンで数野/栗原をストレートで下した。テンポよく攻めの形を作った権藤/廣田が競った場面でも決めきった。「相手のビデオをよく見ていたのがよかった。相手の強打を警戒しながら、自分が打つ状況にもっていけた。」と勝因を語った権藤。廣田も「積極的に前に詰めて相手に上げさせることができたのがよかった。」と、納得の試合で大金星を掴んだ。