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第70回 全日本総合選手権大会


大会展望

男子シングルス

次のヒーローは誰だ、本命不在の群雄割拠

昨年の決勝カードがともに不在となった今大会。混戦を抜け出すのはベテランか、新星か。西本拳太、坂井一将、武下利一、常山幹太ら日本ランキング上位陣をはじめ、上田、五十嵐、奈良岡の活躍にも期待したい。
昨年は大本命の桃田賢斗(NTT東日本)が一昨年決勝で敗れた宿敵佐々木翔(トナミ運輸)に雪辱を果たしての初優勝だった。その後、スーパーシリーズファイナルズで優勝するなど今後の連覇の期待がかかっていたがご存じのようにこの度の不祥事により今年は不出場という悲しい事態になった。そして、リオデジャネイロオリンピック後に佐々木翔も引退を表明した。ロンドンオリンピックと2大会連続の出場を果たし、ロンドンでは5位入賞、この大会も2度の優勝を飾るなど日本のバドミントン界を長年牽引してきた偉大な選手。もう一人、同学年で地味ながら北海道の顔として常に第一線で堅実なプレイを見せてくれた竹村純(JR北海道)の引退も同様に寂しいところである。ライバル同士でもあった二人の今までの実績、貢献に対して感謝と敬意を表したい。

このような状況の中、今大会のシングルスは主役なし、本命なしの大混戦になること必至。むしろ、期待するのは新しいヒーローの出現である。出場選手を見ると日本ランキング上位は西本拳太(中央大学)、坂井一将(日本ユニシス)、武下利一(トナミ運輸)、常山幹太(トナミ運輸)で、この4選手がシードを確保する。西本拳太は10月のインカレでは準優勝だったが1年から3年とインカレ3連覇など実力は充分、粘りながら勝っていたところがあり、トップを目指すには自らがゲームを作る積極性が必要になってくる。

坂井一将は全日本社会人大会では3連覇を飾り、実績では一番手と見る。スピードある攻撃力には定評があり、如何にメリハリを付けられるかが優勝へのカギとなりそう。武下利一は今年の前半は怪我に苦しめられてきたがここに来て、調子を上げている。年齢的にもこのチャンスを活かしたいところである。常山幹太は今年に入り、全日本社会人大会第3位、日本ランキングサーキット第3位と安定した成績を残しているが、次世代のシングルスのホープとして大きな期待のかかっている選手だけに結果としては不満足と見る。もう一段階上の結果を望みたい。

この4人に引けを取らない実力者は上田拓馬(日本ユニシス)。2013年に決勝進出の実績があり、一昨年のトマス杯での優勝決定の最終シングルスは未だ記憶に新しい。地味ながら確実なプレイで虎視眈々と優勝を狙う。ダークホース的存在はインカレ優勝の五十嵐優(中央大学)。久々にシングルス、ダブルスとも出来るオールラウンドプレイヤーで体重移動におけるバランスがいい。是非注目して観戦してほしい。
特に注目、最も期待したいのが奈良岡功大(浪岡中学校)。全国中学校大会3連覇、高校生世代の全日本ジュニアも優勝と順調に力をつけ、期待通りの活躍を示している。日本のバドミントン界の希望の星。昨年は上田拓馬に敗れはしたものの第2ゲーム20−22と激戦を演じた。体力不足の課題を残したが今年はすべての面で一段と成長、上位進出も期待したいが一つでも多く、彼の試合が見たいものである。

その他、実業団、社会人代表として山口容正(トナミ運輸)、下農走(トナミ運輸)、堀内研人、松川直弘、丸尾亮太郎の日立情報通信エンジニアリングトリオ、小野寺裕介(日本ユニシス)。
教職員大会優勝山口公洋(乙訓高校教職員)。学生代表として古賀穂(早稲田大学)、大関修平(中央大学)。若手陣としてインターハイ優勝山澤直貴(富岡高校)、全国高校選抜大会優勝渡邉航貴(埼玉栄高校)、全日本ジュニア大会準優勝大林拓真(埼玉栄高校)らに期待し、いかに若手陣が試合巧者のベテラン組に挑むか注目してみたい。

女子シングルス

連覇か、奪還か 最高峰の女王争い

充実の女子シングルス。本命はオリンピックでの活躍が記憶に新しい奥原希望。対抗はもちろんライバル山口茜。2強の争いに佐藤、三谷、大堀、髙橋らがどう切り込むか。白熱した試合が見られること必至だ。
昨年は奥原希望(日本ユニシス)が安定した力を発揮して2度目の優勝を飾った。準決勝では2度の優勝経験のあるベテラン今別府香里(ヨネックス)を、決勝ではロンドンオリンピック時の負傷から完全復活し、準決勝で連覇を狙う山口茜(再春館製薬所)との戦いに快勝した佐藤冴香(ヨネックス)を倒しての貫禄漂う優勝。また、一回戦から決勝まですべて2−0という安定した試合内容も称賛に価する素晴らしいものだった。昨年はリオデジャネイロオリンピックの出場権獲得レースの真っただ中であり、その勢いを付けるためにも重要であることを選手が認識して、いつにも増してレベルの高い試合内容であった。素晴らしい試合で楽しませてくれた選手の皆さんに感謝と敬意を表したい。

女子シングルスは廣瀬栄理子が3連覇した後、4大会すべて違う選手が優勝し、レベルは高いが、本命不在、主役なしの戦国時代という状況が続いていた。しかし、昨年奥原希望が2度目の優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピックでは待望の銅メダルを獲得して一躍主役におどり出た感がある。そして、2014年の優勝者山口茜もオリンピックでは準々決勝で奥原に負けはしたが9月のヨネックスオープンジャパンでの直接対決で雪辱を果たし、お互い譲らない状況となり、いいライバル、競争関係になっている。今年はこの二人の世界レベルでの一騎打ちの戦いが予想される。この2強の夢の対決の前にどうベテラン、新鋭が割り込んで挑戦してくるのか興味深い戦いとなる。

2強の優勝候補のトップは当然昨年優勝の奥原希望、ケガなど苦しい期間を経て、昨年完全復活の優勝を遂げ、その後のスーパーシリーズファイナルズ優勝、全英オープン優勝、そしてリオデジャネイロオリンピック銅メダル獲得と今が一番充実している。オリンピックでの大活躍、その感動は記憶に新しく、対戦相手の動きを瞬時に分析、その対応能力、スタミナは群を抜く、2連覇、3度目の優勝を当然のように狙ってくる。対抗馬山口茜、天才少女と言われた彼女も今年は社会人。9月の韓国オープン優勝、10月のデンマークオープンスーパーシリーズプレミアで初優勝、一段と精度を増したスピードある動きからのスマッシュ、ドロップ、クリヤーなど上からの多彩な攻撃が威力を増し、パワーアップした。2度目の優勝の可能性大と期待したい。

この2強に迫る選手として、まず、昨年準優勝佐藤冴香、左腕から繰り出す切れのあるショットは魅力、如何に自分の動き、プレイができるかが優勝へのカギとなる。2013年優勝の三谷美菜津(NTT東日本)、安定したフットワークからくるスピードある動きで攻撃力、レシーブ力とも安定している。世界選手権での銅メダルなど実績、実力では引けを取らない。新しい所属での大堀彩(トナミ運輸)、潜在能力の高さは誰もが認めるところ、ヨネックスオープンジャパン3位、10月のタイオープン優勝など実績も伴ってきて、面白い存在である。怪我から復活の髙橋沙也加(日本ユニシス)、長い左腕からくり出すショットの鋭さに磨きがかかり、他に類を見ない威力があり、台風の目となりそう。

その他、女子シングルス陣はまだまだ楽しみな選手が目白押しである。2度の優勝経験を持つ今別府香里。実力派橋本由衣(NTT東日本)、日本ランキングサーキット大会優勝峰歩美(再春館製薬所)、全日本社会人選手権優勝鈴木温子(ヨネックス)など優勝のチャンスは充分ありうる。
この他、社会人準優勝齋藤栞(ACTSAI KYO)、3位星千智(日本ユニシス)、若手の成長株川上紗恵奈(北都銀行)、教職員大会優勝の佐伯幸那(倉敷中央高校教職員)、インカレ優勝の下田菜都美(龍谷大学)、世界学生大会優勝杉野文保(龍谷大学)、インターハイ優勝仁平菜月(富岡高校)、全日本ジュニア大会優勝髙橋明日香(ふたば未来学園高校)、染谷菜々美(富岡第一中学校)にも挑戦者として、普段の実力を充分に発揮し、上位を脅かす活躍を期待したい。

男子ダブルス

新時代幕開けの予感 ゲームメイクに注目

平田・橋本組に続き早川の代表引退と、世代交代の風が吹く中、昨年悲願の初優勝となった園田・嘉村組を中心に、今年はどの組にも優勝のチャンスがある。そして隠れ本命、遠藤・渡辺組の活躍に大注目だ。

近年、男子ダブルスのレベルアップは目を見張るものがある。その代表が早川賢一・遠藤大由(日本ユニシス)組である。ダブルス陣隆盛の筆頭に立ち、歴史的快挙となったトマス杯優勝の原動力となり、全英オープンでは2013年に準決勝進出以来2014年準優勝、2015年3位、2016年準優勝、2015年世界選手権銅メダルなど世界のトップクラスに君臨してきた。そして、リオデジャネイロオリンピックでも勢いは衰えず、強豪の中国、インドネシア組を破ってのトーナメント進出でメダル獲得には至らなかったが5位入賞は日本中のファンを沸かしてくれた。この完成されたと思えるダブルスが残念ながら今回出場していない。もう一組、第一線で活躍してきた平田典靖・橋本博且(トナミ運輸)組が引退して出場していないのも世代交代を感じる。

世代交代の今年は昨年準決勝で早川賢一・遠藤大由組との死闘を制して、初優勝を飾った園田啓悟・嘉村健士(トナミ運輸)組を中心に展開していくだろう。息の合った攻撃力は魅力充分。9月のヨネックスオープンジャパンでは3位に入るなど着実に成長してきている。連覇を狙うため、世界のトップを目指すためには如何に自分たちのペースで試合を進めることが出来るかが勝利へのカギとなる。

次に続くのがナショナルチーム代表メンバーの保木卓朗・小林優吾(トナミ運輸)組、佐伯祐行・垰畑亮太(日本ユニシス)組、井上拓斗・金子祐樹(日本ユニシス)組、島田大輝・竹内義憲(ヨネックス)組。保木卓朗・小林優吾組は昨年初優勝のチャンスを逃し、雪辱に燃える。持ち前のスピードを活かした小気味よいプレイに二人のテクニック、パワーがマッチした時のダブルスの形は素晴らしく、集中力を切らさず戦えば初優勝は現実のものとなる。佐伯祐行・垰畑亮太組は爆発力のある攻撃力は一番であり、デビュー時の印象では初優勝は時間の問題と見ていたが低迷している感はある。今年はチャンスを掴みたい。

井上拓斗・金子祐樹組は若手期待のホープとして今年の日本ランキングサーキット大会2位、社会人大会3位は物足りない戦績である。コンビネーションの良いダブルスだけに伸び伸びと普段の力を発揮してほしい。島田大輝・竹内義憲組の高い打点からの幅広い攻撃力は強力、相手にとって脅威、台風の目となりそう。
注目というより、本命かもしれないのが遠藤大由・渡辺勇大(日本ユニシス)組。初めて組んだ9月の全日本社会人大会で園田啓悟・嘉村健士組を制しての優勝は新たな期待を持たせてくれた。相変わらず遠藤のスマッシュは切れがあり、渡辺のドライブからネットプレイへの攻撃作りは 天才的な独特の魅力がある。優勝争いに絡むこと間違いなし。

今回は次世代のリーダーとなるダブルスの登竜門としての役割を果たす、楽しみが増すレベルの高い大会になりそうだ。男子ダブルスは試合の流れが早く、ちょっとした要素で攻守が切り替わり、相手に隙を見せられない。また、体調などのコンディションによっても勝敗は大きく左右されそうである。優勝するためにはどの対戦も一息たりとも気の抜けないゲーム展開が要求されることになる。
その他に実業団、社会人代表として、牧野公亮・渡部大(JR北海道)組、渡邊達哉・権藤公平(トナミ運輸)組、大嶋一彰・山崎裕太(日立情報通信エンジニアリング)組。教職員大会準優勝黒田匠馬(大垣東高校教職員)・大橋擁太郎(鵜沼中学校教職員)組、学生からインカレ優勝松居圭一郎・玉手勝輝(日本体育大学)組、髙野将斗・宮嶋航太郎(明治大学)組、インターハイ優勝渡邉航貴・仁平澄也(埼玉栄高校)組、準優勝小野寺雅之・岡村洋輝(埼玉栄高校)組、全日本ジュニア優勝金子真大・久保田友之祐(ふたば未来学園高校)組などベテラン・新鋭のダブルスのいろいろなタイプのプレイは見ていて本当に楽しい、勝敗抜きにして楽しんでもらいたい。

女子ダブルス

世界1位への挑戦 迎え撃つは五輪女王組

なんといっても優勝候補筆頭は「タカマツ」こと髙橋・松友組。この歴史的偉業を成し遂げた最強ペアに挑むのは福万・與猶組、米元・田中組、永原・松本組ら実力者たち。驚きの前田・山口組にも注目したい。

日本の女子ダブルスは「オグシオ」出現によるマスコミ効果に始まり、北京オリンピックでの「スエマエ」の活躍、そしてロンドンオリンピックにおける銀メダル獲得の「フジカキ」と常に話題提供と世界トップクラスの実力を維持し、日本及び世界のバドミントン界をリードしてきた。そして、リオデジャネイロオリンピックではその集大成とも言うべき、髙橋礼華・松友美佐紀(日本ユニシス)組が悲願の金メダル獲得、日本のバドミントンの歴史を変えた。
そして「タカマツ」の金メダル獲得の試合は誰もが感激、感動し、忘れられない記憶として残っている。「タカマツ」及びバドミントン競技が多くの国民の知るところとなったことはバドミントン関係者にとって大変喜ばしいことである。その「タカマツ」は昨年、この大会の優勝を機に、直後のBWFスーパーシリーズファイナルズにて優勝すると全英オープンも制し、世界ランキング1位を維持し、一気にリオデジャネイロオリンピックの金メダルまで駆け上がっていった。

今年もこの伝統ある女子ダブルスの権威を引き継ぎ、更にレベルアップして来ているメンバーが世界のトップレベルで争っている競技力を見せてくれる。昨年は世界ランキング1位髙橋礼華・松友美佐紀組と前年初優勝を飾り、世界選手権では銅メダルを獲得して勢いに乗る福万尚子・與猶くるみ(再春館製薬所)組とのまさに世界レベルの頂上決戦になり、結果は実力に一日の長のある髙橋礼華・松友美佐紀組が4度目の優勝を飾った。
さて、今年もやはり、主役、本命は髙橋礼華・松友美佐紀組。金メダルが証明するように人気、実力とも断トツの優勝候補である。一段とレシーブ力が安定し、松友のネット周りの技が冴え、髙橋の強打が炸裂するというコンビネーションが完成され、頭ひとつ抜け出ている。5度目の優勝に向けて、受けて立つ。

対抗一番手は福万尚子・與猶くるみ組。残念ながらリオデジャネイロオリンピック出場はならなかったが世界ランキング7位、相変わらず元気なプレイで見ているファンにも元気を与える。この2組を追いかけるのがライバルとして競い合っている北都銀行の2組、ここのところ世界ランキング(26位)を着実に上げてきて、堅実なプレイが光る米元小春・田中志穂組、持ち前の破壊力で大型ダブルスとして期待される永原和可那・松本麻佑組。そして、全日本社会人大会優勝など潜在能力の高い福島由紀・廣田彩花(再春館製薬所)組。もう一組、日本ランキングサーキット大会優勝で今後の成長が楽しみな櫻本絢子・髙畑祐紀子(ヨネックス)組。この4組は横一線で自らのペースを貫けば、いずれも上位2組を倒すチャンスは大、優勝を狙える位置にあると活躍を期待している。驚いたのが前田美順・山口茜(再春館製薬所)組。どんなダブルスかどこまで勝つのか注目してみたい。

他に社会人大会、日本ランキングサーキット大会の活躍メンバーの爆発力のある栗原文音・東野有紗(日本ユニシス)組、スピードある小気味よいプレイが魅力の篠谷菜留・星千智組(日本ユニシス)組、実力派新玉美郷・渡邉あかね(NTT東日本)組、久後あすみ・横山めぐみ(山陰合同銀行)組、土井杏奈・早田紗希(ヨネックス)組、ランキング大会3位加藤美幸・柏原みき(筑波大学)組、教職員大会優勝野村このみ(高砂南高校教職員)・山本しずか(須磨学園高校教職員)組、そして、若手代表として全日本学生選手権大会優勝宮浦玲奈・勝俣莉里香(法政大学)組、インターハイ優勝川島美南・上杉夏美(埼玉栄高校)組、全日本ジュニア優勝永井瀬雰・水井ひらり(ふたば未来学園高校)組などこの種目はベテラン、新鋭を含めてやはりレベルが高い。どの試合も世界トップレベルの技術が発揮され、激戦が予想される。ファンにとっては面白い戦いの連続になる。

混合ダブルス

新時代到来の混合 台風の目は現れるか

昨年、逆転初優勝を遂げた数野・栗原組。今年はリオ入賞と大活躍を果たし、新時代の本命へと躍り出た。対抗は優勝経験ペア嘉村・米元組、若きエース渡辺・東野組。混合らしい予測不能の試合展開も楽しみだ。

この混合ダブルスはロンドンオリンピック出場に向け、池田信太郎と潮田玲子が挑戦することで「イケシオ」として話題を提供、認知され、一躍注目の的になった。このマスコミ効果、競技者への影響は大きく、年を追うごとに大会の競技力がレベルアップしている。また、「イケシオ」が混合ダブルスに専念して挑戦したことは現在のナショナルチームの競技力向上に大きく貢献して、バドミントン競技の普及発展にも重要な役割を果たしてくれた。この流れを引き継いだのが昨年決勝対決となったこの2組。早川賢一・松友美佐紀(日本ユニシス)組は二人とも男女ダブルスでそれぞれ世界のトップで活躍。

一方、数野健太・栗原文音(日本ユニシス)組は混合ダブルスに専念しての世界参戦と好対照の対決だった。決勝のスコアが16−21/25−23/22−20と示すように大激戦だった。数野健太・栗原文音組は早川賢一・松友美佐紀組の鋭い攻撃に圧倒され第1ゲームを先取されるものの、第2ゲームからは粘って、厳しいラリーを徐々にものにすることにより取返し、ファイナルゲームも8−16からの劣勢を凌いで気迫の大逆転の初優勝を飾った。その数野健太・栗原文音組がリオデジャネイロオリンピックの出場権を獲得、5位入賞の大活躍を果たして、この種目が世界レベルに達したことを証明してくれた。

今年の大会は早川賢一・松友美佐紀組が出場しないため、数野健太・栗原文音組を中心に展開されそうだ。栗原が巧みなドライブリターンやネットプレイでチャンスを引き出し、数野が鋭いスマッシュで決める。このツボにはまった時の強さは相変わらず凄い。当然連覇を狙う。 対抗馬は優勝経験のある嘉村健士(トナミ運輸)・米元小春(北都銀行)組。混合ダブルスとしての経験は今大会一番である。二人の個々のショットの良さも然る事ながらコンビネーションの良さがプレイの勢いを生み出し、実力以上の流れを作っていくペアである。

もう一組実力的に引けを取らないのが今年に入って日本ランキングサーキット、全日本社会人大会優勝と勢いに乗る若手代表のエース渡辺勇大・東野有紗(日本ユニシス)組。ジュニア時代からのペアリングで二人のコンビネーションは出場メンバー随一、接戦になるほどに実力を発揮するタイプで優勝の可能性充分とみる。しかし、男女で行う混合ダブルスはコンビネーション、配球の妙により、試合展開が刻々と変化して、どの組が優勝するか見当がつかない面白さがある。当然、この3組にとってもどの一戦も油断の出来ない戦いとなる。

この3組に続き注目したいのはまず、常に上位に入っているベテラン組となった米元優樹(宇部興産)・米元陽花(ACTSAIKYO)組、兄妹故の仲の良さに加え、当然のごとくコンビネーションは抜群、今年も元気なプレイを見せてほしい。もう一組ベテラン陣の高階知也(トリッキーパンダース)・江藤理恵(岐阜トリッキーパンダース)組、粘り強いプレイで安定している。次は垰畑亮太・篠谷菜留(日本ユニシス)組、実績充分、攻撃力は素晴らしく、楽しみな存在である。
その他、社会人から上位を脅かす存在として、伊東克範(金沢学院クラブ)・浦谷夏未(北都銀行)組、竹内義憲・髙畑祐紀子(ヨネックス)組、星野翔平・新玉美郷組、小松﨑佑也・松尾静香組(NTT東日本)、権藤公平(トナミ運輸)・廣田彩花(再春館製薬所)組、鈴木大裕(東北マークス)・桜井みどり(広島ガス)組らが挙げられる。
また、若手から、大学生がこの種目の競技力向上の目的で開催している全日本学生ミックスダブルス大会準優勝松居圭一郎・中村恭子(日本体育大学)組らが出場し、新鮮味を加え、今後のこの種目の強化に必ず貢献してくれると期待している。