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ヨネックス大阪インターナショナルチャレンジバドミントン選手権大会2017

ヨネックス大阪インターナショナルチャレンジバドミントン選手権大会2017
3月29日(水)~4/2(日) 大阪府守口市

第3日 2回戦・3回戦 3月31日(金)

今日で、5種目全てでベスト4が決まります。
トーナメントを重ねるにつれ、試合の密度は更に高まっていきます。同時に上を狙う選手たちには見えないプレッシャーがのしかかります。それら負の要素をどうはねのけていくのか。それも見どころのひとつになります。

午前9時。女子ダブルスで始まりました。
女子ダブルス 2回戦
永原和可那&松本麻佑(北都銀行) 21-11、21-17 今井優歩&米元陽花(ACT SAIKYO)

1回戦をBye(不戦勝)で勝ち上がった第1シードの永原&松本ペアは、この2回戦が今大会の初戦となります。永原選手が168cm、松本選手が176cmという高身長の2人。将来への期待も大きく、その初戦に注目しました。
「練習で会場の様子は分かっているつもりだったのですが、やはり本番となると独特の雰囲気がありました。試合開始直後は難しかったです」
試合後、そんな風に振り返ってくれたのですが、明らかに緊張からぎこちなさがプレイに見られました。それでも、
「試合の中でしっかり修正できたので、良かったと思っています」
経験値の高いペアを11本、17本と抑え込み勝利したのを見て、このペアが過去の日本女子ダブルスにはなかったポテンシャルを秘めていると感じました。
「硬さがあったので、2試合目はリラックスして戦いたい」
とも語っていたのですが、その思惑とは全く異なる試合が待っていました。
3回戦
永原和可那&松本麻佑(北都銀行) 18-21、21-12、21-18
                        土井杏奈&今別府香里(ヨネックス)

試合時間は1時間34分という長丁場。100本近いラリーが繰り返されるなど、昨今のダブルスとは趣の異なる試合でした。そんな試合の流れに戸惑いを感じながら、加えて第1ゲームを奪われながら、若いペアはじっとがまんのプレイを続け逆転勝ちをしました。
「長いラリーが何度も続きました。第1ゲームはそのラリー中に決めてやろうと思って強打して、その球をミスしてゲームを失ってしまいました。第2ゲームは無理やり決めにいかず、ガマンガマンで球をつなぎました。身長の高い2人なので、攻撃的だと思われます。そのとおりではあるのですが、レシーブからの配球にも意識しているので、この試合でも慌てることはありませんでした」
準決勝ではこちらも高さのある韓国ペアが待ち構える。
「向こうも背が高い。打ち合いになるかもしれませんが、負けません。今シーズンの目標は"出場した大会全部で優勝すること"です。なので先ずはこの大阪国際に賭けています」
と力強く語りました。

一方、昨日、鮮烈な印象を残したペアにはほろ苦い結果が待っていました。
女子ダブルス 2回戦
松山奈未&志田千陽(再春館製薬所) 21-18、21-17 新玉美郷&渡邊あかね(NTT東日本)

2回戦は年上ペアを向こうに回し、得点差以上の内容の良さを感じさせながらの勝利でした。
「攻め続けられたことが良かった」
と試合後は充実感溢れる表情を浮かべながら、流れる汗を拭っていました。
"好事魔多し"となったのは、次の試合での出来事でした。
3回戦
松山奈未&志田千陽(再春館製薬所) 15-21、21-17、18-21
                           ペク・ハナ&イ・ユリン(KOR)

韓国ペアはふたり共小柄ながら、かなりアグレッシブな印象を与える、強気いっぱいのペアでした。ジャンピングスマッシュを繰り出し、レシーブもしつこい。
「試合前から分かっていました。向かってくる、粘ってくると。そのとおりの相手でした。でも私たちの方がガマンが足りなかったです」
敗戦直後、志田選手は気丈に語ってくれましたが、松山選手は半ば放心状態。ショックの大きさが図り知れました。再結成のペア故、現在はナショナルチームから外れていますが、Bチームに入るには十分のレベルにある。ただ、2人の再スタートは始まったばかりです。ここから長い本当の闘いの日々が待っています。ぜひトップを目指して欲しいものです。

男子シングルス 2回戦、3回戦
周囲の期待を担って、2人の選手がベスト4進出を決めました。
2回戦
小野寺 裕介(日本ユニシス) 21-17、21-18 リム・チーウィン(MAS)
五十嵐 優(中央大4年) 21-11、21-10 パンジ・アフマド・マウラナ(INA)
3回戦
小野寺 裕介(日本ユニシス) 21-18、21-14 スパニュ・アヴィヒンサノン(THA)
五十嵐 優(中央大4年) 21-18、21-14 スン・ジューベン(MAS)

競り合った部分はありました。それでも彼ら自身を襲うプレッシャーの大きさを考えれば、この日の2人は十分過ぎるほどのパフォーマンスを見せたと思います。
小野寺選手
「ナショナルBに残れたものの今年初めは良い結果を残せなかったので、ここ大阪では絶対に良い結果を残そうと強い気持ちをもって臨んでいます。ベスト4進出は嬉しいですが、目標はあくまでも優勝なので満足はしていません。まずは準決勝をしっかり勝つことを考えたいです」
五十嵐選手
「男子シングルスはなかなか結果を出せていないと言われていて悔しい気持ちがありました。なので、この大会ではなんとか結果を残したいです。同年代の小野寺選手も勝ち上がってきているので、僕も負けるわけにはいきません。準決勝の相手はランキングでは格上ですが自分の100%の力を出して、持ち味の粘り強さで喰らいついていけば勝機もみえてくると思っています」

女子シングルス 3回戦
ベスト8に残った日本人選手は4人。第1シードの大堀彩選手(トナミ運輸)を除いた3人全員がこの大会の優勝経験者たちです。大会名に含まれる"チャレンジ"の名のとおり、若手の登竜門であることも事実ですが、それは同時に経験豊かな選手たちに挑む大会でもあります。今日の4試合はまだまだ一線から退くわけにはいかない選手たちの意地と誇りを垣間見ました。

大堀 彩選手(トナミ運輸) 21-17、21-5 仁平 菜月(トナミ運輸)
「(対戦相手の)仁平選手とは、これから長く、同じチームでいっしょにやっていく仲間です。だからこそここで後輩に負けるわけにはいかないという思いももって試合をしました。長いラリーをがまんして続けて、相手のミスを誘うことを心がけました。準決勝は相手がどうこうより、自分自身との戦いだと捉えています」
勝ち上がるにつれて表情にも強い決意と自信がうかがえるようになりました。そして時おり大堀選手らしい笑顔も。

橋本 由衣(NTT東日本) 11-21、21-17、21-19 キム・ナヨン(KOR)
或る意味、橋本選手らしい試合だったように思います。持ち前の粘り強さと、決してあきらめない強い心。
「(リオ五輪レースが終わって)目標を失ったみたいになって総合で結果を残せなかったことでナショナルチームを外れました。年が明けた頃から、このまま終わるわけにはいかないと思うようになって。それに大阪は数少ない日本開催の国際大会なので、アピールしやすい大会だし、簡単に負けるわけにはいかないです。今は強いモチベーションをもってバドミントンに取り組んでいます。準決勝の相手の髙橋選手とは、ここしばらくやられてばかりですが、意地出して自分らしい試合をすればそう簡単にはやられることないです」

髙橋沙也加選手(日本ユニシス) 21-10、21-13 イ・ミンジ(KOR)
1回戦から続く外国人選手との試合。3試合目は韓国人選手でした。この試合もまた、髙橋選手の力強さが伝わってくる試合でした。
「競り合うのは当然と考え、集中して試合に入りました。ちょっとしたミスがまだ出て、できればそれもなくしたいけど、そんな簡単なことではないです。でも質をもっと高めていきたいです。以前は勝ちたい、勝ちたいばかりだったけど、今は強い相手と戦うことを楽しめるようになっています」

それぞれの挫折や計り知れない苦労の果てに、彼女たちは強い決意をもってコートに戻ってきたのでした。そうした思いを推し量れる言葉を訊く度に、年甲斐もなく胸の奥が熱くなります。
さて、準決勝。どんなドラマを私たちは見ることになるのでしょうか?