増本 康祐(ジェイテクトStingers)が渡邉 航貴(BIPROGY)と対戦した。「最初から120%を出して、自分からスピードを上げてプレッシャーをかけた」という増本が先行し、13-6と主導権を奪いそのまま逃げ切る。渡邉は第2ゲーム序盤連続得点を奪うも、「練習をしても、なかなか調子がいいと思えず、どこか自信がないのが出てしまった」と188cmの増本の強打の前に敗退となった。嬉しいベスト8位入りを果たした増本は「目標はベスト4。明日、とりあえずもう1回勝ちたい。向かっていくつもりで頑張りたい」と社会人1年目らしく元気に話した。
また、宮下 怜(明治大学)は18本20本で小川 翔悟(ジェイテクトStingers)で下した。2年前のこの大会の準々決勝で完敗を喫しており、その雪辱を果たした。宮下は「準々決勝は観客が近かったり、雰囲気も違ってくる。一度準々決勝を経験しているので、その経験を生かして、会場の風や相手のプレースタイルをしっかり見ながら、自分のベストを尽くしたい」と力強く語った。
5度目の優勝を目指す山口 茜(再春館製薬所)と高校生チャンピオンの白川 菜結(柳井商工高校3年)が対戦。第1ゲームはリズム感やショット感覚がつかめなかった山口に対して、「自分からどんどん仕掛けていった」という白川が奪う。しかし、世界トップで戦う百戦錬磨の山口はさすがの修正力で2ゲーム目10本、ファイナルゲーム9本としっかりまとめた。敗れた白川は、「ずっと目標にしている選手と、この大きな舞台でできたことがすごくうれしかった。」と話した一方、「一番に差を感じたのはフィジカル、めざすところが明確に見えた。来年はベスト4に入れるように頑張りたい」と語った。
もう一人の高校生で、全日本ジュニア優勝の渡邉 柚乃(倉敷中央高校1年)が明地 陽菜(再春館製薬所)に挑んだ。軍配は明地、19本18本と点数こそ競ったものの、渡邉は「ショットの質が違った。やりたいことをやらせてもらえず、大人と子どもというような試合展開だった。経験を積んで、対応力をつけていきたい」と来年へのリベンジを誓った。
また、2023年覇者の杉山 薫(BIPROGY)が古川 佳奈(岐阜Bluvic)にファイナルゲームの接戦で敗れ、3回戦で姿を消した。
全日本ジュニア優勝の高校生ペア山城 政人/寺島 拓夢(ふたば未来学園高校2年/1年)が相澤 桃李/佐野 大輔(ジェイテクトStingers)と対戦。1ゲーム目は相澤/佐野が奪うが、「自分たちの持ち味(後衛:山城、前衛:寺島)が出せた」と山城/寺島が奪い返す。ファイナルゲーム終盤、1点を争うシーソーゲームとなるが、社会人としての意地を見せた相澤/佐野が25-23で勝利を掴ん。
残る高校生ペアの澤田 修志/石井 叶夢(埼玉栄高校3年)、萩原 駿希/松本 眞優(埼玉栄高校1年)はそれぞれ、霜上 雄一/野村 拓海(日立情報通信エンジニアリング)と岡村 洋輝/三橋 健也(BIPROGY)の日本代表の厚い壁に阻まれた。
相澤 桃李(右)/佐野 大輔(ジェイテクトStingers)
山城 政人(右)/寺島 拓夢(ふたば未来学園高校2年/1年)
澤田 修志(右)/石井 叶夢(埼玉栄高校3年)
霜上 雄一(右)/野村 拓海(日立情報通信エンジニアリング)大学生チャンピオンの中出 すみれ/田邉 裕美(龍谷大学)が大竹 望月/髙橋 美優(BIPROGY)と対戦。「(来年から同じチームの先輩となるペアに対して)気持ちが引いてしまったら、強くなれない。自分たちが成長できるような試合をしたい(中出)」という中出/田邉がファイナルゲームの接戦で昨年から1つステップアップの嬉しいベスト8入りを決めた。
また、優勝候補の一角、中西 貴映/岩永 鈴(BIPROGY)が清瀬 璃子/原 菜那子(岐阜Bluvic)との対戦でファイナルゲーム開始のところで棄権をした。
福島 由紀(左)/松本麻佑(岐阜Bluvic/ほねごり相模原)
山北 奈緖(右)/鈴木 陽向(NTT東日本)
志田 千陽(右)/五十嵐 有紗(再春館製薬所/BIPROGY)
石川 心菜(右)/平本 梨々菜(岐阜Bluvic)渡辺 勇大/田口 真彩(J-POWER/ACT SAIKYO)と相澤 桃李/松本 麻佑(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)が対戦、1時間を超える接戦となった。第1ゲームは、相澤(186㎝)/松本(177㎝)の長身ペアが奪うも、その後、ミスが目立ち始める。一方で、田口が後衛から前に出ていき、攻撃の形を作った渡辺/田口が有利に進め、14本13本で奪い返し昨年と同じベスト8まで駒を進めた。
また、昨年に続き、下農 走/大澤 陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO)が大関 修平/志波 寿奈(大同特殊鋼/広島ガス)をストレートで下して、ベスト8を決めた。
渡辺 勇大(左)/田口 真彩(J-POWER/ACT SAIKYO)
相澤 桃李(右)/松本 麻佑(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)
下農 走(前)/大澤 陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO)
大関 修平(右)/志波 寿奈(大同特殊鋼/広島ガス)