公益財団法人日本バドミントン協会

結果

第15回スディルマンカップ

開催地オーストラリア・ゴールドコースト
期間2017年5月21日~2017年5月28日

グループリーグ第1戦

  • 日本
  • 4-1
×
  • ドイツ

男子ダブルス

グループリーグ第1戦
2
  • 21-12
  • 21-19
0
  • LAMSFUSS Mark(ドイツ)
  • SEIDEL Marvin Emil(ドイツ)

女子シングルス

グループリーグ第1戦
2
  • 21-10
  • 21-5
0
  • LI Yvonne(ドイツ)

男子シングルス

グループリーグ第1戦
0
  • 8-21
  • 18-21
2
  • ZWIEBLER Marc(ドイツ)

女子ダブルス

グループリーグ第1戦
2
  • 21-11
  • 21-6
0
  • EFLER Linda(ドイツ)
  • KAEPPLEIN Lara(ドイツ)

混合ダブルス

グループリーグ第1戦
2
  • 21-17
  • 13-21
  • 21-16
1
  • HERTTRICH Isabel(ドイツ)
  • LAMSFUSS Mark(ドイツ)

第1試合に登場した男子ダブルス嘉村園田ペアは得意の高速ラリーで決定機を多く作り1ゲームを先制すると2ゲームは相手の抵抗にあうものの19点で逃げ切り先制ポイントを挙げました。

続く2試合目に登場した奧原は長身の中国系ドイツ選手と対戦しました。奧原はフットワークと球のコントロールが良く相手に付け入る隙を与えず快勝し、日本チームはドイツチームに対し王手をかけました。

第3試合に登場した西本は世界ランキング上位にあたる左利きの選手と対戦しました。勝負を決めたい日本チームでしたが変化のある攻撃を仕掛けてくる相手に揺さぶられリズムを失うと第2ゲームは終盤追い上げますが一歩及ばず敗退しました。

第4試合には日本チームのエースダブルス髙橋松友ペアが登場しオリンピック金メダリストとしての力を存分に発揮し圧勝しました。この試合をもちまして日本チームの勝利が確定しました。

最終第5試合に登場した数野栗原ペアは風上からの攻撃が冴え1ゲームを奪いますか、2ゲーム序盤はミスが目立ちリードを許すとそのまま追いつくことができずに落とします。

3ゲームは相手の女性選手をコート後方に追い込む作戦が再び効果を発揮しストロークが安定すると16点で勝利しました。グループリーグの初戦は4-1で勝利しました。

(日本選手団コーチ:中西洋介)

グループリーグ第2戦

  • 日本
  • 3-2
×
  • マレーシア

男子ダブルス

グループリーグ第2戦
2
  • 18-21
  • 21-17
  • 21-16
1
  • GOH V Shem(マレーシア)
  • TAN Wee Kiong(マレーシア)

女子シングルス

グループリーグ第2戦
2
  • 21-6
  • 21-17
0
  • GOH Jin Wei(マレーシア)

男子シングルス

グループリーグ第2戦
0
  • 8-21
  • 5-21
2
  • LEE Chong Wei(マレーシア)

女子ダブルス

グループリーグ第2戦
2
  • 21-17
  • 21-18
0
  • CHOW Mei Kuan(マレーシア)
  • LEE Meng Yean(マレーシア)

混合ダブルス

グループリーグ第2戦
1
  • 16-21
  • 21-16
  • 19-21
2
  • TAN Kian Meng(マレーシア)
  • LAI Pei Jing(マレーシア)

予選グループ1Cに属する日本は第2戦マレーシア戦を行いました。

MDから始るオーダーとなった予選1位通過をかけた一戦は嘉村園田ペア対リオオリンピック銀メダリストペアというハイレベルな対戦となりました。1ゲームは相手の高さのある攻撃を防げず失いますが、2ゲームからレシーブが安定し始めラリーが長くなります。

スタミナで勝る日本ペアは最後まで動きが落ちることなくフィジカルの差で逆転し見事に先制ポイントを挙げました。

続くWSでは山口がスピードある攻撃をみせ1ゲームを完璧な内容で制すると2ゲームは中盤まで競り合うものの後半抜けだしストレートで勝利しマレーシアチームに王手をかけました。

3試合目のMSでは大学生の五十嵐が世界ランキング1位のリー選手と対戦しましたが、果敢に攻めるものの付けいる隙が無くストレートで敗退しました。

王手をかけた日本は第4試合でエース髙橋松友ペアが登場しました。マレーシアの2番手ペアとの対戦は必死の粘りに遭い接戦となる場面もありましたが、勝負所で強さをみせ勝利し見事に日本チームは1位通過を決めました。

最後に行われましたXDでは渡辺東野ペアが強打をもち味としている長身ペアと対戦しました。序盤は守備が安定せず劣勢となりますが、次第にスピードで勝り攻撃を多く繰り出すことできるようになり、互角の展開となります。

第3ゲームも終盤追い上げますが、一歩及ばず悔しい敗戦となりました。

この結果、日本チームは3-2で勝利しグループ1Cで一位通過となりました。明後日、準々決勝が行われます。

(日本選手団コーチ:中西洋介)

準々決勝

  • 日本
  • 3-1
×
  • マレーシア

男子ダブルス

準々決勝
2
  • 21-17
  • 16-21
  • 21-11
1
  • GOH V Shem(マレーシア)
  • TAN Wee Kiong(マレーシア)

女子シングルス

準々決勝
2
  • 21-11
  • 21-9
0
  • CHEAH Sonila(マレーシア)

男子シングルス

準々決勝
0
  • 15-21
  • 13-21
2
  • LEE Chong Wei(マレーシア)

女子ダブルス

準々決勝
2
  • 21-7
  • 21-14
0
  • HOO Vivian(マレーシア)
  • WOON Khe Wei(マレーシア)

混合ダブルス

準々決勝
  • 打ち切り
  • TAN Kian Meng(マレーシア)
  • LAI Pei Jing(マレーシア)

予選リーグを1位で通過した日本チームは本日から始りました決勝トーナメント準々決勝で再びマレーシアチームと対戦することになりました。

男子ダブルスから始った試合は嘉村園田ペアが先陣をきり登場しました。マレーシアのトップダブルスを相手に序盤からエンジン全開で挑んだ二人はテンポ良い攻撃を見せ1ゲームを17点で先制します。続く2ゲームは奪われましたが、3ゲーム目は再び攻撃で押しきり見事に先制ポイントを挙げました。

第2試合のWSでは奧原が長身のマレーシア選手と対戦しました。フットワークの速さに勝る奧原は動きの速さで相手を寄せ付けず圧勝し日本チームは、早々とマレーシアチームに王手をかけました。

第3試合のMSでは西本に勝利を託しました日本チームでしたが、一昨日と同じくリー選手に安定したプレーをみせられ敗退しました。

勝負を決めたい日本チームは前回と同じくエース髙橋松友を投入します。最後のミックスダブルスまで繋ぎたいマレーシアはオリンピックで5位入賞したペアを出場させますが、日本ペアは多彩な攻撃をみせマレーシアペアの足を止めます。1,2ゲームとも終始攻撃の手を緩めなかった日本ペアに軍配が上がり、この結果3-1で日本チームが勝利し前回大会に続き2度目の準決勝進出を決めました。

明日の準決勝戦は中国チームと戦います。

(日本選手団コーチ:中西洋介)

準決勝

  • 日本
×
  • 2-3
  • 中国

混合ダブルス

準決勝
2
  • 21-12
  • 14-21
  • 21-19
1
  • ZHENG Siwei(中国)
  • CHEN Qingchen(中国)

男子シングルス

準決勝
0
  • 19-21
  • 16-21
2
  • LIN Dan(中国)

男子ダブルス

準決勝
0
  • 21-23
  • 17-21
2
  • LI Junhui(中国)
  • LIU Yuchen(中国)

女子シングルス

準決勝
2
  • 21-17
  • 21-15
0
  • SUN Yu(中国)

女子ダブルス

準決勝
0
  • 12-21
  • 19-21
2
  • CHEN Qingchen(中国)
  • JIA Yifan(中国)

本日は準決勝中国戦が行われました。

これまでと順番が変わりミックスダブルスから始った勝負の一戦は昨日に引き続き渡辺東野ペアが出場しました。同年代のライバルとしてジュニア時期から名勝負を演じてきた中国ペアとの対戦は東野のスピードある動きからの前衛が冴え渡り日本ペアが先制します。続く2ゲームは中国の粘りに遭い失いますが、再び3ゲーム目に息を吹き返した二人は躍動感ある攻撃から得点を重ね見事に勝利しました。

第2試合の男子シングルスでは西本が中国のリン選手相手に果敢に挑み19-20まで追い詰めますが、あと一点が奪えず1ゲームを落とすと2ゲーム目も抵抗しましたが、16点で敗退し勝負は1-1のタイになりました。

第3試合の男子ダブルスではここまで全勝と好調の嘉村園田ペアが登場しました。先月のアジア選手権大会で苦杯をなめている相手にリベンジを果たしたい場面でしたが、長身からの角度ある攻撃を防ぎきれずに惜しくも敗退しました。

2試合敗退し王手をかけられた日本チームは続く女子シングルスに山口を投入します。ここまで対戦成績2勝3敗と負け越していた相手との対戦でしたが、軽快な動きでプレッシャーを全く感じさせない山口のストロークに身長180センチを超えるスン選手は、対応できずストレートで勝利しました。

勝負は2-2となりチームの勝利は最終女子ダブルスに託されました。プレッシャーのかかる最終試合は日本ペアのラリー力対中国ペアのパワーという一戦になりましたが、気持ちを前面に出しスマッシュを連発してくる相手の圧力を押さえることができず髙橋松友ペアは惜しくも敗退し、チームも2-3で破れ決勝進出とはなりませんでした。

この対戦をもちまして日本選手団の全日程が終了致しました。

数多くのご声援ありがとうございました。

(日本選手団コーチ:中西洋介)

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