選考基準
2022年12月12日
2023年 公益財団法人日本バドミントン協会 日本代表選手選考基準
(公財)日本バドミントン協会 選手強化本部
2024年パリオリンピック・2028年ロサンゼルスオリンピック対策プロジェクトと位置付け、ナショナルチームを日本代表選手A代表・B代表・ジュニア代表のチーム構成とし、それぞれ下記内容の選考基準で選考し編成する。
-
日本代表選手(ナショナルチーム)のチーム基本構成
- (1)A代表 男女各16名程度
- シングルス 男女各4名 ダブルス 男女各4組 混合ダブルス 4組
但し、混合ダブルスとダブルスは兼ねる場合がある。
- (2)B代表 男女各15名程度
- シングルス 男女各6名 ダブルス 男女各3組 混合ダブルス 3組
但し、混合ダブルスとダブルスは兼ねる場合がある。
- (3)ジュニア代表
- U19・U16・U13の3カテゴリーに分けて編成し、対象年齢選手を基本としてジュニア強化部で選考する。
-
日本代表選手(ナショナルチーム)A代表・B代表の選考方法
- (1)令和4年度全日本総合選手権大会
-
シングルス 男女各 1位・2位
ダブルス 男女各 1位・2位
混合ダブルス 1位・2位
- (2)2022年日本ランキング(全日本総合選手権大会後発表、日本ランキング)
-
シングルス 男女各 1位
ダブルス 男女各 1位
混合ダブルス 1位
- (3)選手強化本部推薦選手
- (4)日本代表選手選考後にA代表チーム・B代表チームを決定する。
-
日本代表選手(ジュニア代表)の選考方法
選手選考会を実施し、ゲーム成績、フィジカル、適正、将来性、過去の成績等を総合的に評価する。
-
日本代表選手の見直しについては、選手強化本部において、基準対象期間内に見直しをすることができる。
(基準対象期間内:1月1日~12月31日)
-
強化活動(合宿・国際大会協会派遣)に関して、日本代表選手(ナショナルチーム)A代表・B代表・ジュニア代表のスタッフにより、競技力向上を目的に相互交流も含め該当選手の強化に努める事とする。
国際大会出場基準
-
オリンピック、世界選手権、トマス杯・ユーバー杯、スディルマンカップ、アジア大会、アジア選手権の6大会は日本代表選手(ナショナルチーム)A代表・B代表を中心として選手強化本部で選手選考を行う。スーパー500以上の国際大会は、日本代表選手(ナショナルチーム)A代表をエントリーする。但し、選手強化本部が認めた場合、日本代表選手(ナショナルチーム)B代表の選手も出場することができる。
-
日本代表選手(ナショナルチーム)A代表・B代表・ジュニア代表が自費で国際オープン大会に出場希望する場合、事前に選手強化本部長の許可を必要とする。
-
選手が自費で国際オープン大会に出場しようとする場合は、「2023年国際大会自費参加基準及びエントリー要項」、「2023年国際ジュニア大会自費参加基準及びエントリー要項」による。
-
サポートスタッフ制度について
(1)国際大会期間中において、日本代表ヘッドコーチの管理下を条件として各チーム2名までのスタッフ(監督及びコーチ)のサポートを認めることとする。但し、チーム戦は認めない。また、事前に事務局に申請すること。
(2)全ての費用は自費とする。海外渡航保険は日本協会同等以上レベル加入を必須条件とする。航空券・ホテル予約・空港送迎等については自己手配とする。ADカード手配については協会対応(当該大会申し込み締め切り14日前までに申し込み)。費用は所属負担とする。
(3)移動中及び遠征先での不慮の事故、盗難等については全て自己責任となることを了承の上、自費派遣と同様の扱いとする。
-
日本代表選手(ナショナルチーム)A代表・B代表・ジュニア代表の行事期間中(国際交流会、日本代表強化合宿他)は該当する他の日本代表選手の自費による国際大会出場を認めない。
日本代表選手の海外大会派遣費用について
-
アジア大会、トマス杯・ユーバー杯、スディルマンカップ等団体戦の場合は、費用は全て日本協会が負担する。
-
国際大会及び海外合宿は、1大会、1合宿につき選手1人50,000円の負担金を徴収する。但し、補助対象事業等は別に定める。また、大学生以下については別途扱いとする。
日本協会は、集合離散費、海外宿泊費(朝食付き)、航空運賃、海外旅行保険を負担する。
(昼食、夕食、飲料水等は個人負担)
日本代表選手の国際大会派遣基準
-
国際大会において、日本協会が派遣した選手の事故等にかかる補償については、日本協会の加入している海外旅行保険の範囲内において適用することとする。
-
国際大会の自費派遣については、各所属において日本協会同等もしくはそれ以上の海外旅行保険に加入し、事故等にあったときはその保険を適用する。
-
国際大会において、日本協会が派遣した選手が事故等にあったときは、日本協会が誠意をもって各所属と連携し開催国と対応することとする。
-
日本代表(ナショナルチーム)の派遣に伴って、派遣後に(前に付けることは不可、代表事業に影響が無く)自費派遣を計画する場合は渡航費用について派遣全てを所属負担とする。但し、負担金は無しとする。(国からの補助金での運営となるため自費派遣との連結は不可となる)
2022年11月15日
2023年公益財団法人日本バドミントン協会 ジュニア日本代表選手選考基準
ジュニア日本代表選手は、将来、日本代表選手として、オリンピックをはじめとする、国際大会で活躍できる選手を発掘・育成するため、U19、U16、U13それぞれ下記内容の選考基準で選考し編成する。
- U19 男女各18名程度
-
- 1) 競技実績(2022年度)
- 〇高校2年生・1年生
- ・全日本ジュニア選手権
- ・全国高等学校選手権
- ・国際大会(日本協会派遣事業)
- 〇中学3年生
- ・全日本ジュニア選手権
- ・全国中学校体育大会
- ・国際大会(日本協会派遣事業)
- 2) 選考会ゲーム成績
- U16 男女各18名程度
-
- 1) 競技実績(2022年度)
- 〇中学2年生・1年生
- ・全日本ジュニア選手権(ジュニア新人の部)
- ・全国中学校体育大会
- ・国際大会(日本協会派遣事業)
- 〇小学6年生
- ・全国小学生ABC大会
- ・全国小学生大会
- ・国際大会(日本協会派遣事業)
- 2) 選考会ゲーム成績
- U13 男女各18名程度
-
- 1) 競技実績(2022年度)
- 〇小学6年生・小学5年生以下
- ・全国小学生ABC大会
- ・全国小学生大会
- ・全日本ジュニア選手権(ジュニア新人の部)
- ・国際大会(日本協会派遣事業)
- 2) 選考会ゲーム成績
- 選考会招聘基準(大会等は2022年度開催)
- U19
-
- ① 高校2年生
- ・現ナショナルチームU19メンバー
- ・全国高等学校選手権においてシングルスベスト8以上・ダブルスベスト4以上
- ・全日本ジュニア選手権においてシングルスベスト8以上・ダブルスベスト4以上
- ② 高校1年生
- ・現ナショナルチームU19メンバー
- ・全国高等学校選手権においてシングルスベスト16以上・ダブルスベスト8以上
- ・全日本ジュニア選手権においてシングルスベスト16以上・ダブルスベスト8以上
- ③ 中学3年
- ・現ナショナルチームU16メンバー
- ・全国中学校シングルスベスト8以上・ダブルス優勝
- ・全日本ジュニア選手権においてシングルスベスト16以上・ダブルスベスト8以上
- ただし、以下の競技実績を有する者は、内定選手とし選考会を免除する。なお、内定選手が規定の人数に達した場合は、選考会を行わないこともある。
- ○ナショナルチームA代表またはB代表に選考された者
- ○世界ジュニア選手権シングルスベスト4以上・ダブルスベスト4以上
- ○アジアユースU19シングルスベスト4以上・ダブルス4位以上
- ○全国高等学校選手権シングルスベスト4以上・ダブルス2位以上(高校1・2年生)
- ○全日本ジュニア選手権シングルス2位以上・ダブルス優勝(高校2年生)
- ○全日本ジュニア選手権シングルスベスト4以上・ダブルス優勝(高校1年生)
- ○アジアユースU17シングルス2位以上・ダブルス優勝(中学3年生)
- ○全国中学校体育大会シングルス2位以上(中学3年生)
- ○全日本ジュニア選手権シングルスベスト4以上・ダブルス優勝(中学3年生)
- U16
-
- ① 中学2年生
- ・現ナショナルチームU16メンバー
- ・全国中学校体育大会シングルスベスト8以上・ダブルス2位以上
- ・全日本ジュニア選手権ジュニア新人の部シングルスベスト8以上
- ② 中学1年生
- ・現ナショナルチームU16メンバー
- ・全国中学校体育大会シングルスベスト16以上・ダブルスベスト4以上
- ・全日本ジュニア選手権ジュニア新人の部シングルスベスト16以上
- ・前年度の選考会より推薦(若干名)
- ③ 小学6年生
- ・全国小学生ABC大会Aクラス ベスト4以上
- ・全国小学生大会6年生以下シングルスベスト8以上・ダブルス優勝
- ただし、以下の競技実績を有する者は、内定選手とし選考会を免除する。なお、内定選手が規定の人数に達した場合は、選考会を行わないこともある。
- ○アジアユースU15シングルスベスト4以上(中学2年・1年)
- ○全国中学校体育大会シングルスベスト4以上(中学2年・1年)
- ○全日本ジュニア選手権ジュニア新人の部シングルス2位以上(中学2年生)
- ○全日本ジュニア選手権ジュニア新人の部シングルスベスト4以上(中学1年生)
- ○全日本ジュニア選手権ジュニア新人の部シングルスベスト8以上(小学6年生)
- ○全国小学生ABC大会Aクラス優勝かつ全国小学生大会シングルスベスト4以上に入賞した者(小学6年生)
- ○全国小学生大会シングルス2位以上(小学6年生)
- U13
-
- ① 小学5年生
- ・現ナショナルチームU13メンバー
- ・全国ABC大会Aクラスベスト8以上
- ・全国小学生大会5年生以下シングルスベスト8以上・5年生以下ダブルス優勝
- ※ダブルス優勝者が下の学年の場合、該当学年で選考する。
- ② 小学4年生以下
- ・全国ABC大会Bクラスベスト4以上
- ・全国小学生大会4年生以下シングルスベスト8以上・4年生以下男子ダブルス優勝
- ただし、以下の競技実績を有する者は、内定選手とし選考会を免除する。
- ○全国小学生ABC大会Aクラスベスト4以上(小学5年生以下)
- ○全国小学生大会5年生以下シングルス2位以上(小学5年生以下)
- ○全国小学生ABC大会Bクラス優勝者(小学4年生以下)
- ○全国小学生大会4年生以下シングルス2位以上(小学4年生以下)
以上